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こんにちは!
イトナブ石巻の日の出です☆
11月30日(土)に東北TECH道場 第17期の発表会が開催されました!
東北TECH道場とは
東北TECH道場は2012年からスタートし、プログラミング初心者の人から参加可能で、月に一度プロのエンジニアの方から直接アプリケーション開発を教えてもらいながら、発表会に向け参加者が思い思いのアプリケーションを開発していくイベントです!東北各地に道場があり、石巻道場は弊社イトナブが会場になっております。
詳細はこちらよりご確認ください。
第17期の発表会は石巻道場の他に、青森道場、八戸道場、郡山道場、秋田道場と、5つの道場が合同で開催しました!
各道場ごとに様々な特性があり、Unityを使っている道場、Xamarinを使って開発している道場、Processingでアプリケーションを作っている道場など、普段自分たちが使わない技術を知れたりして発表を見るだけでも勉強になります。
そして、今回の道場賞はなんと「Google Nest Hub Max」!
前期の道場賞に引き続き、今回もディスプレイ付きスマートスピーカーを提供していただきました!
また、今回もSlidoというサービスを使い、随時質問を受け付ける形になりました。すぐに質問が共有され、投票等もできるのですごく便利です。
さて、肝心の発表会の内容なのですが、以下のようになっております。(発表順)
・「TechWalker」 郡山道場[Xamarin]
簡単な位置情報ゲーム。主に自分たちで作成したゆるキャラを集めていく。
・「FPSGame」 石巻道場[Unity]
マルチ対戦可能なFPSのゲームのプロトタイプ。
・「スライドパズル」 秋田道場[Android]
バラバラのピースをスライドさせて合わせるモバイルゲーム。
・「思い出アルバムアプリ」 郡山道場[Xamarin]
思い出話をしているときに自動でその思い出の写真を表示する。
・「行け!Unityちゃん」 石巻道場[Unity]
Unityちゃんを動かして花を集めていくゲーム。
・「スクレイピングで画像識別(タピオカとカエルの卵)」 青森道場[Python]
カエルの卵とタピオカを学習させて識別できるようにしたアプリ。
・「AR顔出し看板」 郡山道場[Android,Web,Xamarin]
AR技術を使い、高さを調節して顔出し看板の写真が取れるアプリ。
・「自分流Todoリスト」 石巻道場[Web,Python]
自分が使いやすいToDoリストを目指しPythonで作成したアプリ(今期はフロントのみ)。
・「パネルタッチ」 青森道場[SmileBASIC]
緑色に光ったパネルを覚えてタップするSwitch用ゲーム。
・「山札崩し」 八戸道場[Processing]
パズルをして相手の山札を攻撃するカードゲーム。
・「書籍管理アプリ」 郡山道場[Xamarin]
バーコードを読み取り、書籍を管理できる。
・「釣果メモ(仮)」 石巻道場(講師)[Android,Firebase,Deploygate,CircleCI]
釣れた魚の管理に使うアプリ。
発表会は基本的にスライドで自分の制作物の概要や使用した技術の説明、そして実際に動かしてみるデモを行います。
今期の発表会は質疑応答含め1人(チーム)10分程度で12組だったので、約2時間だったのですが、どの発表も面白くてあっという間に終わってしまいました。
また今回はプチコン4というものを使ってSwitchのゲームを開発する人もいました!
BASICのようなプログラミング言語(SmileBASIC)で開発できるみたいです。面白そう。
石巻道場はというと、まずは自分がUnityで開発していたマルチ用FPSGameを発表しました。
初めはUNETを使っていたのですが、そのうち使えなくなるとのことで、急遽PUN(Photon Unity Networking)というサービスを使ってマルチプレイ部分を実装しました。キャラクターの操作部分はちゃんとプレイヤーごとに操作できるようになったのですが、まだ敵キャラやスコア部分は他のプレイヤーに反映できていないので、来期も開発を続けていきたいと思います。
たまちゃんはUnityで3Dゲームを開発していました。
ゲーム内容としては、Unityちゃんを操作してお花を集めるというもの。ちゃんとフィールドも作り込んでいて綺麗なゲーム画面でした。課題としてはスコア部分の実装を修正する必要があるとのこと。
よっつは今期の道場で、フィッシュ先生に教えてもらいながらPythonでTodoリストの作成に挑戦しました。
発表までには作り込むことができず、とりあえずVue.jsを使いフロント部分の実装までを発表。次回以降の道場でPythonでバックエンドの方を作り込んでいきたいと意気込んでいました。楽しみです!
また、石巻道場講師のフィッシュも自身が開発しているアプリケーションの発表をしてくれました。
自身の趣味である釣りをしている時に使いたいアプリケーションを開発しているとのことで、本当に自分が使いたい機能に絞って設計しているそうです。
ちなみにフィッシュは講師なので特別発表枠です。
全員の発表が終わった後はクロージングです!
まずは今期の道場賞の発表!
今期の道場賞は。。
青森道場の横山さんが作成した「スクレイピングで画像識別(タピオカとカエルの卵)」でした!
おめでとうございます!
まだ精度は上げていかなければならないとのことでしたが、ちゃんとタピオカとカエルの卵を識別できていました。
そして最後に講師の方々から総評をいただき、第17期の発表会が終わりました。
私も第6期から東北TECH道場には参加しているのですが(途中抜けていますが。。)その頃と比べて本当に様々な開発ツール・プラットフォームを使ってアプリケーション開発をしているなと思いました。
ただ、今期はアプリをリリースまでできたという人がいなかったので、ぜひ来期の道場では開発したアプリケーションをリリースして実際にユーザーに体験してもらえるところまで持っていけたらいいですね!
自分も頑張ります!
参加者の皆さん、おつかれさまでした!ぜひまた来期でお会いましょう!!
新しいメンバーも大歓迎です!
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
Writer:日の出