ABOUT イトナブ石巻とは

震災10年後の2021年までに石巻から1000人のIT技術者を育成する

■イトナブ石巻とは

イトナブとは「IT」×「イノベーション」×「営む」×「学ぶ」の造語です。 石巻の次世代を担う若者を対象にソフトウェア開発やウェブデザインを学ぶ拠点と機会を提供し、地域産業×ITという観点から雇用促進、職業訓練ができる環境づくりを目指しております。

■イトナブ石巻のはじまり

石巻は震災以前より産業が少なく、若者が地元に残りたいと思っても仕事を選択する事ができなく、結果地元を離れざるをえない状況がありました。その後、2011年3月11日。東日本大震災が起こり、多くの犠牲と被害がありました。2年と数ヶ月たったいま、沢山のボランティアの方のおかげで石巻は昔以上に進化をし始めています。そして、これからは地元に残る若者達が新しいフィールドを自分達の力で築いて行くべきだと活動をしており感じています。

■イトナブ石巻のこれから

〜若者が地元に居続けられる環境づくり〜

地方都市はたくさんの問題を抱えているのが実情です。もちろん石巻市もそのひとつの街です。その中でイトナブ石巻としては、「若者の地元離れ」をITの力で少しでも返られ、1人でも2人でも地元に残れる環境づくりをしたいと考えております。
地元は好きだけれど、やりたい仕事がない。もっと触発される環境に足を踏み出したい。
今回のプロジェクトは短期間ではなく永続的に石巻市にIT産業を根付かせ「受託」ではなく、「オリジナル」のサービスが生み出せる能力を育てられる開発者集団が生まれ、そして集まる場所にしたいと考えております。
ちいさくとも歯車が回り始め、それを止める事なく回し続けることができれば、
いつか必ず大きな歯車が動くと信じて邁進をしております。 1人のスーパースターの周りには100人以上の人が集まります。そういったプレイヤーを少しでも多く育て、石巻に新しい産業を作りたいと思います。

〜これまで学んできた子が、次の世代に伝え続ける〜

今はまだ石巻に関心をもってくれる人が沢山の事を与えてくれます。けれど、いつか自立しなくてはいけません。持続的な活動のためには、街の中で自活できる循環システムを作らなければいけません。だからこそ、「教わったら、次の世代に教える」という事が大切なのではないかと思い、若者が若者に教えるという活動方法をとっております。
これは、学ぶ側も教える側も相互に育つ相乗効果が得られております。
教わる側は、自分たちに年齢が近い子に教えてもらうことで「自分だってこうなれるんだ!」と前向きに取り組んでもらえます。 教える学生は、改めてこれまで学んだ技術の復習だけでなく「どうやったら学びやすいだろう」など試行錯誤をする事になるので新たな学びをすることになります。