IT CAMP 『The Day』

[2013/07/05]

6月29、30日の二日間、雄勝にてIT CAMP 『The Day』が行われました。

『The Day』とは、子どもたちがiPad,iPad miniなどの端末で動画を撮影し、

自分たちで映像を編集し、ひとつの作品を作り上げる映像ワークショップです。

 

イトナブは端末の貸出と撮影、編集のサポートをしてきました。

 

撮影は2日目、場所は雄勝のトレイルランニング会場。

天気は小雨、こどもたちは雨具を着て撮影に臨みました。

トレイルランニング参加者もこどもたちの撮影に喜んで応じてくれました。

 

 

 

編集場所は雄勝アカデミー、窓からは海が見えます。室内はこのような雰囲気。

 

本日のサポートメンバー、ミッチーとフィッシュ。

 

そして『The Day』の主催者、ビジュアライザーの徹郎さん。

 

 

 

編集作業はあくまでも子どもたちの感性を最優先。

この秒数からカットしたい。この動画を最後に使用したい。

など、彼らの思いが一つの作品に仕上がるようにサポートします。

 

時には笑いながら、

 

時には真剣な表情で。

 

 

こうしてひとりひとりの映像を編集していき、

最後にみんなの作品の上映会をしました。

 

 

撮影場所は同じであれど、彼らの作品にはそれぞれのストーリー、それぞれの視点がありました。

人を撮る、物を撮る、自然を撮る。端末を動かして撮る。自らが動きながら撮る。

どこか懐かしい風景。こどもたちが見る世界。

 

私はこれに興味がある。

僕はこれに惹かれる。

映像を通して、自分の感情を自由に表現をするこどもたち。

 

その映像にある感情こそ、わたしたち大人がいつのまにかすり減らしていったものなのかと、

作品を見ながら感じていました。

 

彼らひとりひとりにある感性、感情。

わたしたち周りの大人は、それらを押さえつけることなく、強制することなく、

みんなと違っていてもいいんだよ?と、

のびのび成長できるようにサポートしていくことが大切なのだと改めて思いました。

 

イトナブは主に開発ですが、同じことがいえます、

彼らはアプリの開発を通して自分の感性、感情を表現しています。

これからもイトナブは、若い子たちにとって刺激的かつ自分を表現できる場所であり続けるように、

1日1日を大切に活動していきます。

 

徹郎さん、sweet treatさん、参加したこどもたち、

二日間おつかれさまでした。