Digital Youth COLLEGE アイディアソン開催レポート

[2014/02/04]

 

2014年1月28日 石巻工業高校にてDigital Youth Collegeアイディアソンを開催しました。

Digital Youth Awardとは学生だけが応募できるコンテストで
若者ならではのフレッシュな視点から、みんなをハッピーにできる
アイデアや実際に開発したアプリを世界に提案しようといった主旨です。

 

 

今回のアイディアソンの参加者は石巻工業高校電気情報科二年の学生たち
開始前から元気が有り余っている様子

 

アイディアソンの概要と今日の具体的な流れを説明したのち早速作業に取りかかります。

 

生徒数は35人。
くじ引きによって5人のチームを7つ作成。
それぞれで自分たちはどういう人たちをハッピーにしたいか、
書き出していって話し合いをしていきます。

 

 

普段の学校の授業ではあまりやらない内容になかなか苦戦している様子でした。

 

 

 

ときおりグループにファシリテーションとして入り場に出た意見を整理しながら
アイディアからプロジェクトへのプロセスをサポートします

 

各グループでハッピーにしたい人の意見が出ていました。

 

 

アイディアソンも終盤に進み各グループの発表へ
地域でボランティアをしたい人と企業のマッチングアプリや
自分の世界にひきこもりがちなゲーム中毒者をアプリによって現実世界へ連れ出すという面白いアプリも。
学生の視点ならではのプロジェクトにとても興味を惹かれます。
以前にもアイディアソンについてはお話しましたが、
ここからいかに現実性をもたらせるかがこれからの課題になります。

 

 

ハッピーにするということ

普段学んでいることや 専門の技術は誰かをハッピーにしてこそ光り輝きます。
誰かのためにならないものや悲しませるものはそれこそ宝の持ち腐れです。
そして自分を抑えこみ無理して誰かをハッピーにすることはあなたがハッピーではありません。

まずは自分の好奇心を満たすものを学んでいくこと。
あなたの中の宝物はどんどん輝きを増していき
自然とあなたの周りを明るく照らしハッピーにしていきます。
照らされた周りの人のあなたに向ける感謝の表情を見て
初めてあなたは賞金でもない名声でもない
新しい宝物を手に入れていることに気付くのです。

 

技術だけではなく誰かのことを考えること
こういった授業を通して少しでもこの感覚に触れていってほしいなと思います。