スクールシビックテック開催

[2014/04/27]

2016年4月24日 石巻市役所の仮設会議室でスクールシビックテックが開催されました

 

石巻工業高校と石巻商業高校から学生が9人が参加。

 両学校の先生も参加されました。

 

シビックテックとは

市民がテクノロジーを活用して公共サービスなどの地域課題解決を行うことです。

本日のWSのファシリテーションはイトナブのフィッシュ。

全国のハッカソンを武者修行のフィッシュが各地で学んだことを活かして

WSの舵取りを行っていきました。

 

自己紹介をひと通り終えた後、

現在の石巻の課題解決について進行していきます。

市の職員である三浦さんから意見をいただきました。

産業衰退や住環境、交通手段など多くの課題を抱えるなかで、

産業衰退は若者の県外流出に結びつき、市の人口減少に発展していくことから優先度が高い課題として

紹介されていました。

 

大きな課題を頭に入れたなかで自分たちが普段生活する中で感じる地域課題を考えていきます。

 

出てきた課題をポストイットに書き出し、壁に張り出していきます。

それぞれの課題のグループ分けを行っていきます。

 

道路関係や交通関係が多く貼りだされました。

まだ制限が多い生活を送っている高校生ならではの意見も多く見られました。

自転車での道の走行や歩道については

普段自動車を使用する大人には気付きにくい問題です。

ここから一度全体を俯瞰して見たあとに、

高校生と大人がペアとなってアイディアを出していきます。

 

思いついたアイディアを新たに組んだペアの相手に発表していきます。

その後は相手から30秒でフィードバックをもらいます。

先生方も積極的に交流していますね。

 

もらったコメントをもとに自分のアイディアを見つめなおすことによって

アイディアの可能性を広げていくことができました。

 

 

生まれたアイディアをまとめた紙をテーブルに置いてみんなで見て回り、

いいなと思ったものに星をつけていきます。

最後に発表です。

 

一番星の多かったアイディアは「高校生不便の声可視化プロジェクト」

電車の本数が少なく学校の授業が終わった後に帰りたくても帰れない生徒が多くいる。

学校内でどれだけの生徒が不便に感じているのがヒアリングしていきその結果をもとに、

プロジェクトを企画していこうというものでした。

学校界隈で展開したこのプロジェクトを 地域に展開していくと、

より大きなシビックテックに繋がっていくと思います。

他にも多くの視点によるのアイディアが出されていました。

 

これらのアイディアは今後学校の授業も通しながらブラッシュアップを行っていきます。

少しずつ少しずつ。

まず自分たちが動いて、シビックテックを広げていきましょう。