武者修行Vol.2『島ソン』に突撃!!
武者修行Vol.2!!
今回はちょっと変わったハッカソンに参加してきました。
「どこが変わっている?」 なんと会場が離島!
宮城県塩釜市にある浦戸諸島、野々島で開催されたハッカソンイベントに
参加してきました。
略して「島ソン」です。
今回はイトナブ新メンバー、デザイナーのナナと一緒に参戦しました。
島にはもちろん、船で向かいます。
完全に観光気分です!!
島ソンでは、まず浦戸諸島に住んでいる島民の方々から話を聞きます。
そして島が抱える地域課題や問題をITの力で改善できないかを考え、各チームがそれぞれの成果物を発表します。
また通常のハッカソンであれば、ガリガリとコードを書くイメージですが、
今回のハッカソンではコードを書かない参加者のために、様々な成果物の手段が認められました。
以下が主な成果物です。
・アプリケーション
・ムービー
・Facebookページの立ちあげ
・NAVERまとめの作成
などなど
私達のチームでは、「島っしゅ。」というアプリケーションを開発しました。
島ッシュとは「島+マッシュアップ」の造語です。
島ッシュは身近な食材を入力すると、身近な食材と島の特産物を掛けあわせた料理の
レシピをだしてくれるアプリです。
マッシュアップは、異なった2つのものを混ぜて1つの新しいものを作る、
という意味合いを持っています。
島ッシュは
「島の食材+身近な食材」のマッシュアップをしてくれます。
特産物を通じて浦戸諸島を知ってもらいたいという意図で作りました。
【フィッシュ感想】
イトナブ新メンバー、ナナこと太田サヤカとタッグを組みました!!
ナナがイトナブに来て早2ヶ月が経ちましたが、一緒にアプリを開発するのは今回が初となります。
お互いに意見交換しながら、アプリの構成を考えていき開発を進めました。
ナナはハッカソン初参加にも関わらず、効率良くデザインを作成していき、
私が作成したアプリにデザインが加わり、アプリが完成しました。
我々のチームは、一人一人がオンリーワンな作業だっため、責任感がありました。
だからこそ、チーム一丸となって作業できたと感じています。
野々島は離島のためキャリアの電波がとても入りづらく、ネットワークが不安定の中の開発でした。
開発のための参考資料を、拝見するにはネットワークは必要不可欠で開発に影響してきます。
改めてネットワークの有り難みを痛感しました。
【ナナの感想】
初めてのハッカソン。そして初めての島でした。
はじめに島に住んでいる方々から、島の抱える地域問題のお話を聞きました。
島に若者が残らず高齢化が進んでいること。
舟の便が限られていて、買い物や病院に行くのも一苦労なこと。
震災後、海の水質が悪化してしまったこと。
島の主な産業である漁業の後継者がいないこと。
いろいろな問題がありました。
海に囲まれた小さな土地に住むとは、こういうことなのだと知りました。
それでもこの島を愛して、住んでいる人たちがいます。
そんな島の方々のために、ITの力でできることは何があるのか。
様々なアイディアが出ました。
観光用のアプリ、特産物を売り込むサービス、キャラクターをつくって話題を生む…などなど。
バラバラなように見えて、根本は全て同じで、
「島が元気になってほしい」全員がそこに向かって、2日間、注力していたと思います。
みなさんのその姿に、とても感銘を受けました。
主催者の小泉勝志郎さんが、最後にこうおっしゃっていました。
「こうやって地方でハッカソンなどイベントを起こしても、
イベントが終わったら、それで終わりというケースが多いです。
ここでハッカソンをしたことにもっと意味を持たせるためにも、
今回ここで出たアイディアや、作ったものを、これからも継続していきましょう。」
大切なことをおっしゃっていたと思います。
「誰のために」考え、作り出したのか。
それを最後まで、しっかり忘れないでいることが大事だと思いました。
景色はキレイだし。ごはんはおいしいし。島の人たちはあたたかいし。
素敵な島ライフでした。
浦戸諸島に来て、出会えた人、学んだこと、全てに感謝です*
ありがとうございました!
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