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デザイナーNANAのUX武者修行の旅! 東京最終日!

[2014/04/30]

 

5日目*迫田さん

 

最後の講師は、児玉さんと同じく、「高校生のためのUXの授業」の講師をしてくださった、

迫田大地さんです。

 

この日は、これまでの修行で学んだことを振り返って、

学んだことや感じた事を、迫田さんにお話し、

そしてその会話を、「録音する」ということをしてくださいました。

 

 

最初はランチを食べて、軽くお話をしてリラックスして。

場所を変えて、カフェへ。

 

 

自分の話を録音されるのは初めてのことで、最初緊張したのですが、

話す内に録音されていることを忘れて、どんどん話していってしまいました。

結果、収録時間は役2時間と膨大になってしまいました(笑)

 

 

1日目、加藤さんに教わった情報整理の応用で、

思ったことや学んだことはある程度、ノートにまとめていたのですが、

 

いざ、話してみると、

考えがちゃんとまとまっていなかったり、うまく言葉にできていなかったりすることがありました。

 

「思ったことを紙に書く」

これも大事ですが、

「思ったことを、口に出して誰かに話す」

というのも、大事だと思いました。

 

人に向かって話すことで、

自分の考えが定まったり、変わったりすることもある、ということに、気付きました。

 

 

自分の家に帰って、録音を聞いてみて、

「言いたいことがうまく言えていない自分」や、「考えていることが定まっていない自分」を、

発見することができました。

 

あと、話し方が「おっっっっそ!」と思いました(汗)

考えながら話すクセがあるのですが、

ちょっと考えすぎてしまっているかもしれない。ということに気付いたので、

これから気をつけようと思いました。

 

 

迫田さんは録音が終わった後、こうおっしゃっていました。

 

「人って案外、自分のことをわかってないものなんだよ。」

 

 

本当にそうだと思いました。

 

頭の中で考えて、まとまっていると思っていたことが、

いざ話すと、うまく話せなくて、

まとめられていないことに気付いたり。

 

以前は自分の頭の中にはなかった考えが出てきて、

「そうそう、こう言いたかったんだ、私。」

って、話して初めて気付いたり…。

 

「人に話して初めてわかってくる自分」

 

がいることに、気がつきました。

 

今回、この録音を聞いて、客観的に自分を見て、決めたことがあります。

 

私はどちらかというと、今まで、自分の考えを自分の中で閉じてしまうところがあったのですが、

もっと人に、自分の考えていることを話そうと決めました。

 

最初はまとまっていなくたっていい。

失敗したっていい。

怖がらないで、

何回も、何回も人に話して、

本当の自分を、ちょっとずつ、確認していこうと思います。

 

自分で自分を客観的に見るのは、

今回のように録音しないと難しいときもあるので、

周りのみんなにも、意見を求めようと思います。

 

そうすることで、私はもっと、私を伸ばしていけるのではないかと思いました。

もっと、自分の中にある信念を、固めていけるのではないかと思いました。

 

客観的に自分を評価して、「君はもっとやれるよ!」みたいな変な感じになってしまって恐縮なのですが(笑)

 

でもそう思いました。

 

 

「自分で自分を評価する」という、なかなかない機会を得ることができ、

とても貴重な体験でした。

 

迫田さん、ありがとうございました!

 

 

 

さて、ここまでで、5日間の記事をつらつら書いてきたのですが、

読んでくださった方は、ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

 

この5日間とで学んだことと、

5日間を通して、

これから自分はイトナブでどんなデザイナーになりたいかを、1枚の紙にまとめました。

 

 

1日目に再確認した、自分の目指していたデザイナー像は、

「想いやり」のあるデザイナー

でした。

 

修行を通して、いろいろな「想いやりのあり方」を知ることができました。

 

お客様への想いやり。

職場の仲間への想いやり。

クライアントへの想いやり。

自分への想いやり。

 

どれも本当に、大事にしていきたいと思いました。

自分の思い描いていた、

「想いやりのあるデザイン」「想いやりのある仕事の仕方」

は、どんな風にしていけば達成できるのかを、見いだすことができました。

 

 

そして「想いやりのあるデザイナー」から、

さらに発展して目指したい目標があります。

 

それは、「人の心を動かすデザイナー」です。

 

 

Green drinksのイベントで、2人の女性起業家のお話を聞いて、

「人を動かすきっかけをつくる」仕事の素晴らしさを知りました。

 

そしてイトナブも、そういう団体であることに、改めて気付かされました。

 

1つのきっかけが、たくさんの希望を生み出して、

人の心をハッピーにする。

 

自分が今、素晴らしい仕事をできる環境にいることを、とても嬉しく思いました。

 

そしてその中で、デザインでできることを最大限に発揮して、

おもしろいもの、パッピーなものを

心に電流が走るような、人を動かすものをつくっていけるように、たくさん努力していこうと、心に決めました!

 

 

 

本当にたくさんのことを学びました。

イトナブのために、私のために動いてくださった皆さんに、本当に感謝致します!

 

私はまだまだひよっこですが、

イトナブを支えていけるような、そしていつか皆さんの力になれるようなデザイナーになるために、

これからもがんばります!

 

本当に、ありがとうございました!!